OS/2 で X window を使用の方は多いと思います。Linux/FreeBSDの世界では 日本語メニューが通るウインドー・マネージャーが多いのにOS/2のバイナリは 公開されていないに思えたので、日本のLinux ユーザが作成したパッチとOS/2 パッチをそのまんま適用したところ動作しているので、当webに置いた次第です。

1. Afterstep 1.0の日本語未対応のOS/2バイナリとライブラリ: ftp://tsikora.tiac.net/pub/os2/unix/xfree86/ports/window_managers/Afterstep/as10a.zip等。
2. このpageより、日本語対応バイナリと設定例 as10jp.lzh[149kb]

1. 日本語未対応のものをインストールして動作することを確認。
2. このページの as10jp.lzhを上書き。
3. 同梱のSTEPRCを環境変数HOMEのディレクトリに、.steprcという名前と してコピー。"."が"steprc"の前についていることに注意。
4. 環境変数 LANG=jp_JP.SJIS とする。これは、XFree86/lib/X11/xinit/xinitrc.cmd で設定するのがよいでしょう。私のxinitrc.cmd の先頭付近はこのようにしてます。

         '@echo off'                   
         'set LESS_ON_XFREE86=1'       
         'set LANG=ja_JP.SJIS'         
         'set X11SHELL=xksh'           
          env = 'OS2ENVIRONMENT'        
          x11root = VALUE('X11ROOT',,env)IF x11root = '' THEN DO       
   

   （set なんたら=かんたらの両端が ' でかこまれていることに注意。）

• 同梱のSTEPRCはあくまで参考のものですので、既に自分用にモディファイした .steprcがある場合は、独自にメニューを日本語にしたら宜しいかと思います。
• 日本語EUCを使うなら、LANG=ja_JP.EUCとして下さい。
• コンパイルするには、LinuxのPJE 0.1.1cm等に含まれている Afterstep 1.0の ソースに上記as10.zipに含まれているOS/2パッチを適用して、それから同じく PJEの日本語対応（国際化）パッチをあてれば、

          > xmkmf -a
          > make.cmd
          > make.cmd install
  

  でいとも簡単にメイク・インストールできます。